映画「王になった男」徹底分析
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映画は本当のことを描いたのか?
この映画は背景、人物など、一部の歴史的な事実を素材にして書いた「仮想歴史」と呼ばれるジャンルの小説をもとに元にしています。そういうことで一部事実もありますが、映画の多い部分はフィクション、つまり小説にすぎません。
歴史に葬られた15日間を映画化?
「歴史に葬られた15日間を追う歴史大作」
日韓で映画を宣伝する時に書かせず流された言葉です。しかし、朝鮮の重要な記録物の歴史書「承政院日記」は「壬辰倭亂」と「李适の亂」が時期の内容が15日間だけではなくほとんど残っていません。もし「承政院日記」が喪失されず残っているのならば映画のように王の指示や宮廷事情により意図的に削除されることはあり得ません。「承政院日記」を担当した史官は使命感を持って勤めていて王が記録しないように言っても「王が記録しないように指示した」とその事実まで追加に書くだけで記録しないことはなかったからです。実際に태종が鹿の狩り途中馬から落ち「今のことは記録しないように」と言いましたが、馬から落ちたことだけではなく「記録しないよう王が言った」という部分まで書かれています。
韓国の国宝で、ユネスコの世界遺産である「承政院日記」
登場人物は実存したのか?
광해군、중전 유씨、허균だけが実存した人物で、「ハソン(하선)」と「キムゲシ(김개시)」は歴史記録には載っている名前がモチーフになった架空の人物です。また「パク・チュンソ(박충서)」のように架空の人物だがモデルなった歴史的な人物が存在する場合や逆にストーリのため無かったことになってしまった人物もいます。実際の歴史と一番違った部分は王子の存在で、映画の背景になった時期に王と王妃の間には10代の王子が存在したが映画的なストーリのためまだ王子がいない設定に変わっています。
映画のモチーフ
作家が自ら話したように原作小説は「マークトウェイン」の小説「王子と乞食」をモチーフにしている言ったように、「王子と乞食」以降身分が違う2人が顔が似ていて入れ替わる内容は映画でよく使われる素材になりました。他にも小説の中には「三銃士」の続編のような「鉄仮面」でも王が入れ替わる内容が出ています。
映画名 | 上映時期 | 備考 |
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チャーリーチャップリンの偉大な独裁者 |
チャーリーチャップリンの偉大な独裁者 | 1940年作 | ヒトラーの入れ替わり |
ジェンダー城の虜 |
ジェンダー城の虜 | 1952年作 | 王の入れ替わり |
影武者 |
影武者 | 1980年 | 武田信玄の入れ替わり |
鉄仮面 |
鉄仮面 | 多数 | 王の入れ替わり |
デーブ |
デーブ | 1993年 | 大統領 |
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