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ミセン(미생・未生) - 裏話

掲載 : 2017.5.29
更新 : 2019.4.11
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?

同名のウェブトゥンが原作

韓国で高視聴率をマークした大人気ドラマ「미생(未生/ミセン)」。このドラマの原作は、韓国のウェブサイト「ダウム(http://www.daum.net)」で連載されたウェブトゥンです。

ちなみに、ウェブトゥンとは韓国でインターネット漫画を言います。

日本では漫画が講談社より単行本が出版されました。
ミセン(미생・未生) - 裏話
原作の漫画では、続きがインターネット上に掲載されるたびに「未生」というタイトルの下には碁盤が描かれていました。1話、2話、3話は一手(1수)、二手(2수)、三手(3수)と表現され、1話ごとに碁石が一つずつ増えていきました。人生を囲碁に例えた漫画らしいです。テレビドラマはシーズン1の内容を扱っています。

シーズン1が終わり、シーズン2が始まるまでちょうど一年空きました。シーズン1が終わる時期にドラマ撮影と重なったことや、作家の休養と次の作品のための情報収集にあてるため長期休暇を取得したことなどが理由です。ただ、1年後に連載を再開後も、健康を崩したり、一身上の都合からうまくいっていませんでした。

ドラマミセンのモデルは総合商社「デウインターナショナル」

漫画家は漫画での連載前に徹底的に現場調査をすることでリアルな話に仕上げました。それとは別に、ドラマ制作陣も「デウインターナショナル」という総合商社を一か月間密着取材した後、ドラマ撮影に入るなどリアリティーを追求したのです。

ドラマが終わった後は俳優みんなが人気ものに

ドラマ「ミセン」は主人公のチャン・グレだけが目立つわけではありません。主人公以外の登場人物たちを演じたのはテレビ俳優ではなく自主制作映画か劇団の演劇やミュージカルなどで活躍していた俳優が多かったのですが、個性的ですばらしい演技でした。テレビ的には無名だったこれらの俳優たちは、このドラマによって高評価を受け一躍有名になりました。

ドラマ終了後には、多くの俳優たちにCMのオファーが舞い込みました。新しい作品への出演も決まったのでギャラも上がったと思います。

ドラマミセンのおかげで売れたスポンサー

ドラマ「ミセン」で何かと出てくる栄養剤と飲み物があります。検討がついた方もいると思いますが、ドラマのスポンサーの商品なんです。もちろん原作ではなかった部分ですよ。

チャン・グレ(イム・シワン)が飲んでいたドリンク「ホッケス(헛개수)」と高麗人参の栄養剤「紅参エブリータイム(홍삼정에브리타임)」のCMです。







ミセンムル「미생물[微生物]」 - ミセンのパロディドラマ

「ミセン」の人気で誕生した同テレビ局制作のドラマ(全2回)です。 下手な演技が面白おかしくて人気があった「チャン・スウォン(장수원/張水院)」が主人公で、芸人も一部出演しています。

チャン・スウォンは「SECHSKIES(젝스키스)」という6人組歌手の1人でしたが、当時歌手としての活動はまったくせず、何度かドラマ出演などはありましたが棒読みで、不自然なしぐさが可笑しすぎで非難どころか「面白すぎる」という反応が多かったです。でも、ミセンムルを撮影しながら演技がうまくなってしまったんですね。せっかくの彼の味が台無しです。監督は彼に「初心を忘れないよう!」と怒ったとか…。
ミセン(미생・未生) - 裏話

日本版ミセン「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」

「ミセン」は日本で「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」というタイトルでリメイクされました。日本版「ミセン」は全9回、韓国版全20回です。

日本版は縮約しすぎて展開が早く、感情移入できない部分がありましたが、反対に韓国版は序盤の展開が遅く感じました。もし今から見ようしている方は、ちょっとだけ我慢して見て下さい。確実に面白くなりますから。保証します。

リメイク版というのは、どうしても原作と比べられますが、韓国版ではあまりにもキャラクターの個性が強かったせいか、日本版ではジャニーズの起用、演技力の問題など全般的にキャスティングについても不満が多かったようです。放送開始後は、思ったより良かったという反応もありましたが、キャスティングミスや俳優の個人的な問題などが重なり、視聴率は良くなかったようです。

韓国版の半沢直樹?

銀行マンの復讐を素材にした「半沢直樹」と、競争から外れていた無能力なインターンを主人公にした「ミセン」とは内容も雰囲気も全然ちがうわけですが、どちらも会社内を描いている点では多くの社会人が共感できるリアルさが似ています。
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#ミセン #미생 #未生 #韓国ドラマ #会社 #サラリーマン #囲碁 #インターン #いじめ
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ミセン(미생・未生) - 裏話 - 韓国ドラマ
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ミセン(미생・未生) - 裏話

掲載 : 2017.5.29
更新 : 2019.4.11
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同名のウェブトゥンが原作

韓国で高視聴率をマークした大人気ドラマ「미생(未生/ミセン)」。このドラマの原作は、韓国のウェブサイト「ダウム(http://www.daum.net)」で連載されたウェブトゥンです。

ちなみに、ウェブトゥンとは韓国でインターネット漫画を言います。

日本では漫画が講談社より単行本が出版されました。
ミセン(미생・未生) - 裏話
原作の漫画では、続きがインターネット上に掲載されるたびに「未生」というタイトルの下には碁盤が描かれていました。1話、2話、3話は一手(1수)、二手(2수)、三手(3수)と表現され、1話ごとに碁石が一つずつ増えていきました。人生を囲碁に例えた漫画らしいです。テレビドラマはシーズン1の内容を扱っています。

シーズン1が終わり、シーズン2が始まるまでちょうど一年空きました。シーズン1が終わる時期にドラマ撮影と重なったことや、作家の休養と次の作品のための情報収集にあてるため長期休暇を取得したことなどが理由です。ただ、1年後に連載を再開後も、健康を崩したり、一身上の都合からうまくいっていませんでした。

ドラマミセンのモデルは総合商社「デウインターナショナル」

漫画家は漫画での連載前に徹底的に現場調査をすることでリアルな話に仕上げました。それとは別に、ドラマ制作陣も「デウインターナショナル」という総合商社を一か月間密着取材した後、ドラマ撮影に入るなどリアリティーを追求したのです。

ドラマが終わった後は俳優みんなが人気ものに

ドラマ「ミセン」は主人公のチャン・グレだけが目立つわけではありません。主人公以外の登場人物たちを演じたのはテレビ俳優ではなく自主制作映画か劇団の演劇やミュージカルなどで活躍していた俳優が多かったのですが、個性的ですばらしい演技でした。テレビ的には無名だったこれらの俳優たちは、このドラマによって高評価を受け一躍有名になりました。

ドラマ終了後には、多くの俳優たちにCMのオファーが舞い込みました。新しい作品への出演も決まったのでギャラも上がったと思います。

ドラマミセンのおかげで売れたスポンサー

ドラマ「ミセン」で何かと出てくる栄養剤と飲み物があります。検討がついた方もいると思いますが、ドラマのスポンサーの商品なんです。もちろん原作ではなかった部分ですよ。

チャン・グレ(イム・シワン)が飲んでいたドリンク「ホッケス(헛개수)」と高麗人参の栄養剤「紅参エブリータイム(홍삼정에브리타임)」のCMです。







ミセンムル「미생물[微生物]」 - ミセンのパロディドラマ

「ミセン」の人気で誕生した同テレビ局制作のドラマ(全2回)です。 下手な演技が面白おかしくて人気があった「チャン・スウォン(장수원/張水院)」が主人公で、芸人も一部出演しています。

チャン・スウォンは「SECHSKIES(젝스키스)」という6人組歌手の1人でしたが、当時歌手としての活動はまったくせず、何度かドラマ出演などはありましたが棒読みで、不自然なしぐさが可笑しすぎで非難どころか「面白すぎる」という反応が多かったです。でも、ミセンムルを撮影しながら演技がうまくなってしまったんですね。せっかくの彼の味が台無しです。監督は彼に「初心を忘れないよう!」と怒ったとか…。
ミセン(미생・未生) - 裏話

日本版ミセン「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」

「ミセン」は日本で「HOPE〜期待ゼロの新入社員〜」というタイトルでリメイクされました。日本版「ミセン」は全9回、韓国版全20回です。

日本版は縮約しすぎて展開が早く、感情移入できない部分がありましたが、反対に韓国版は序盤の展開が遅く感じました。もし今から見ようしている方は、ちょっとだけ我慢して見て下さい。確実に面白くなりますから。保証します。

リメイク版というのは、どうしても原作と比べられますが、韓国版ではあまりにもキャラクターの個性が強かったせいか、日本版ではジャニーズの起用、演技力の問題など全般的にキャスティングについても不満が多かったようです。放送開始後は、思ったより良かったという反応もありましたが、キャスティングミスや俳優の個人的な問題などが重なり、視聴率は良くなかったようです。

韓国版の半沢直樹?

銀行マンの復讐を素材にした「半沢直樹」と、競争から外れていた無能力なインターンを主人公にした「ミセン」とは内容も雰囲気も全然ちがうわけですが、どちらも会社内を描いている点では多くの社会人が共感できるリアルさが似ています。
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#ミセン #미생 #未生 #韓国ドラマ #会社 #サラリーマン #囲碁 #インターン #いじめ
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