使いにくいネットバンキング・ネット決済
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
韓国はパソコンを利用してインターネットで決済する時、インターネットバンキングを利用する時にすごく苦労します。
IEでないと決済やログインできない?
マイクロソフトのインターネットブラウザーのインターネットエキスプローラ(略してIE)の利用率が多かったためIE利用者の前提で機能するようになっていることが多いです。最近はグーグルのクロームインターネットブラウザー利用者が上昇でIE以外のインターネットブラウザーに対応する会社も増えていますがまだまだだと思います。
「お客様の現在ブラウザーでは正常にご利用できません。」とお知らせのメッセージが出ています。
例えば韓国のメガバンクハナ銀行のカードページに接続すると普通のサイトの利用が不可能なのでオープンウェブというものを利用するようにリンクが現れます。でもオープンウェブというサイトでは一部の機能しか使えません。
設置しなきゃならないプログラムが多すぎる
ショッピングサイトで決済する前に、または金融サイトのログインのためにはプラグインというプログラムをいっぱい設置しなきゃならないです。
シンハン銀行を利用するために設置が必要なプログラムです。
例えばシンハン銀行サイトにログインすめためにはファイアウォールプログラム、ウイルスワクチンプログラム、キーボードセキュリティプログラム、認証書管理用プログラム、総合設置ヘルプログラムなどの設置が必要です。
その上設置する段階でブラウザーを全部閉じなきゃならない場合もあり、以前のバージョンのプログラムとの衝突がある場合、手動で以前のバージョンのプログラムを削除するなど、数十分の時間が消耗さることがよくあります。韓国人もこの壁を乗り越えず諦めて銀行に行く人もいます。
最後に到達するまで踏まなきゃならないステップが多すぎる問題
認証書選択・パスワード入力画面です。自分の認証書を選択し、パスワードを入力して認証できます。
実際韓国人がパソコンを利用しネットバンキングを利用する段階を一緒に見てみましょう。
- 銀行サイトで送金するためにはまず多数のセキュリティプログラムを設置した後、
- 認証書またはパスワードでログインします。韓国では「電子認証書」というものがあります。主に金融機関で発行してもらえるこれは電子サインのようなもので、一年ことに更新が必要です。(更新は期間内ならばネットで可能)
- 送金先の口座番号、金額などを入力する際に認証書やログインパスワードとは違う別の送金用パスワードの入力が必要です。
- 本人確認のため、銀行から確認の自動電話が掛って来るので取って画面に現れた番号を入力します。パソコンの情報を事前に登録してこの段階を省略することもできます。その時には登録したパソコンでのみ送金できます。
- パスワードカードやワンタイムパスワードに現れるパスワードを入れます。
- 画面に認証書リストが現れると認証書を選択し、認証書用パスワードを入れます。
間違えた部分がなかったらこれで完了ですが、間違えた部分があったら最初からやり直さなきゃならないです。設置したプログラムが多いせいなのかたまには途中でブラウザーが勝手に閉じられたり、固まったりすることもあります。
もっと楽にネットバンキングやショッピングサイトの決済をするためには
パソコンではなくスマートフォンの金融アプリケーションとモバイル版ショッピングサイトの利用をお勧めします。スマートフォンのアプリケーションでもセキュリティプログラムの設置と金融関係の場合認証書が必要な部分は変わりがないですが、設置が必要なセキュリティプログラムの数が少ないし、不具合によりエラーも少ないのでストレスの受け方がぜんぜん違います。
安全な韓国の金融サービス・決済ですが
2重、3重、いや4重、5重のセキュリティのおかげさまで確かに韓国は決済時の情報が漏れてお金が盗まれたり、カード情報が漏れたりすることはとても少ないです。
でも韓国人すら「面倒くさい」、「難しい」と感じるほどなので外国人が利用するには無理があると思います。
皆さんの応援をお待ちしております。皆さんの「いいね」と「ツイート」はい大変励みになります。
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?