国際ローミングせずに韓国で日本のスマホを使う方法は?
[KPOP歌詞ルビ] リクエスト可能
皆さんは、日本で購入したスマホ端末を外国に持って行き、現地の通信会社を利用して使うことができるのをご存知ですか?
海外でも現地の電話機のように使えるスマホ
ここでは韓国を例に挙げて説明しますがそれ以外の国についても同じことが言えます。
ガラケーと呼ばれている旧タイプの携帯電話は、「国際ローミング」という方法でしか海外で利用できる方法がありませんでした。
しかし、iPhoneやアンドロイドフォンのようなスマートフォンが普及してからは、自分の端末(スマホ)を「国際ローミング」することなく現地人が持つスマホと同じように使うことも可能になりました。
これは、日本で購入したスマホ端末であるにもかかわらず、滞在している国(韓国)の周波数を使って通話やネットを利用できる(日本の通信会社を一切経由することなく現地の通信会社だけを使って利用できる)ということです。
「現地の通信会社へ加入する方法」や「現地でプリペイド式のUSIMカード(SIMカード)を購入し自分のスマホに入れる方法」があります。
ただし、状況によってはスマホでも海外で使えない場合があるので、事前確認しなければならないことがいくつかあります。 海外で日本で買ったスマホを使うための条件
現地の通信会社の周波数に対応しているか確認
まず皆さんのスマホがiPhoneならば、周波数の確認の必要がないのでここはスキップして下さい。iPhoneは、すべての端末機器が同じ仕様で製造されているため、どの国のどんな周波数でも対応できるからです。
アンドロイドフォンならば、周波数を確認するためこちらのサイト https://willmyphonework.net/ に接続し、次のように選択した後、最後にSearchボタン(検索ボタン)を押して下さい。 滞在国が韓国の場合
- ブランド(Brand):本人が所有しているスマホ端末を製造した会社名を選択
- モデル名(Model):本人が所有しているスマホ端末のモデル名を選択
- 国名(Country):滞在中の国名なので「South Korea(韓国)」を選択
- 通信会社(Carriers):ALL(全て)を選択

1.ブランド(Brand)と国家名(Country)を選択する

2.ブランド(Brand)を選択するとモデル名(Model)が、国名(Country)を選択すると通信会社(Carriers)が選択できるオプションが現れる

「韓国の周波数の検索結果」
✔印は使えるが×印は使えないことを意味する
上の画像の検索結果の場合、「LG U+」、「Olleh(KT)」、「SK Telecom」以外の通信会社も表記されていますが、この3つの会社の「3G」と「4G」のみ確認して下さい。「3G」と「4G」の中で一つでも「✔印」があれば問題なく使えます。
例えば、「SK Telecom」の3Gと4Gに「✔印」がありますよね?よって、韓国の「SK Telecom」という通信会社の「3G」または「4G」ブランに加入して使えることを意味します。すべての会社に「✔印」があれば通信会社の選択の幅が広がりますが、一つだけでも「✔印」があれまぱ韓国で使うのに問題ありません。
カントリーロックの確認
iPhoneとアンドロイドフォンとも確認が必要です。
スマートフォンによっては特定の国でしか使えないようにロックが掛かっている場合があります。これを「カントリーロック」と言います。
日本から出国する前に現在使っている自分のスマホに「カントリーロック」が掛かってないかを確認しましょう。もし、掛かっているのならば解除できるかを確認し、解除可能ならば解除して下さい。すでにロックが解除されている場合はそのままでOKです。 キャリアロック(SIMロック)の確認
iPhoneとアンドロイドフォンとも確認が必要です。
スマートフォンによっては特定の携帯電話会社(キャリア)でしか使えないようロックが掛かっている場合があります。これを「キャリアロック」または「SIMロック」と言います。
例えば、NTTドコモで購入したスマホはNTTドコモのSIMカードのみが使え、au(KDDI)やソフトバンクなど他社のSIMカードは使えません。
これは、携帯電話会社で販売しているスマホ端末は、各社で採用する通信規格や周波数帯が少しずつ違っているからです。
日本から出国する前に現在使っている自分のスマホに「キャリアロック」が掛かってないかを確認しましょう。これは携帯電話機の物理的な機能でなく、通信会社が提供するサービスなので通信会社に連絡して解除するしかありません。すでにロックが解除されている場合はそのままでOKです。
※
会社によっては最初の加入時に義務使用期間を設定していることがあります。その場合、その期間が終わるまで「キャリアロック」を解除してくれない場合もあります。
総務省の「SIMロック解除原則義務化」
- 2015年5月、キャリアロック(SIMロック)解除原則義務化が始まりました。対象端末はキャリアロック解除の手続きをすることで、SIMフリーの端末のように他社のSIMカードを差して使えるようになります。
- スマホ端末を買い換えるような支出なく気軽に乗り換え可能です。機種変更などで使わなくなった端末に他社のSIMカードを差して再利用することもできます。
周波数の互換性OK、ロック解除OKなら海外使用可能
前述したように①「使える周波数を確認」して②「カントリーロック」と➂「キャリアロック」を解除した後は、滞在国の通信会社に加入するか、または韓国の空港のコンビニなどでプリペイド式のUSIMカード(SIMカード)を購入し自分のスマホに入れるかすると、日本で使っていたスマホ端末をそのまま使うことができます。USIMカード(SIMカード)は一回でうまく認識できないことが多いので、そのときは何度か再起動する必要があります。 USIM(SIM)について
プリペイド式のUSIMカード(SIMカード)には有効期限があります。期限内に使い切れなくても返金されません。また、同じ通信会社でも、2G、3G、4Gのどのサービスかによっても周波数が違います。自分が受けたいサービスの周波数のカードを購入しましょう。
韓国ではUSIM(유심/ユシム)、または、USIMチップ(유심칩/ユシムチプ)、SIMカード(심카드/シムカドゥ)などと表現します。
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