おとりの盗撮動画(犯罪)
[日韓交流] 韓国人と交流しませんか?
韓国での盗撮増加問題
日本ではかなり昔から一般市民レベルでの盗聴や盗撮が多いように思います。日本のテレビ番組では、東京で探知機を持って調査すればあちこちで反応が出る様子をよく放送しています。番組によると盗聴器や盗撮カメラの入手も難しくないようでした。
それに対して韓国はそういった犯罪がここ数年までは多くありませんでした。新聞でもテレビでもネットでもそんな話を聞かなかったんです。ところが、近年ではインターネットの普及とともに盗撮関連情報や盗撮グッズの入手が容易になったことからそういった犯罪が増えています。最近の新聞記事によるとイギリス、アメリカなど欧米でも盗撮犯罪が急増しているようです。 
フック形の盗撮カメラ関連記事
(イギリスのデイリー・メール新聞)
盗撮行為自体も大問題ですが、それ以上に深刻なのは盗撮動画がインターネット上に出回り多くの人がそれを閲覧するということです。
そういった犯罪を防ごうと韓国政府や民間団体がいろいろな努力をしています。例えば、女性保安官が公衆トイレや脱衣室を巡回しながら探知機で盗撮カメラの有無を確認したり、大学のキャンパスで学生と警察が協力して点検したりしています。他にも盗撮防止や盗撮根絶のためのキャンペーンを頻繁に行っています。
そんな中で、釜山地方警察庁が進めたプロジェクトが成果を出し注目を受けました。 おとり盗撮動画で捜査
2017年11月01日、釜山地方警察庁が作った「おとり用の盗撮動画」が話題になりました。本物の盗撮動画のように作った動画です。本物の盗撮動画だと思った人たちがダウンロードするのを狙ったのです。
警察庁がインターネットの動画共有サイト23ケ所に2週間毎日その動画を170個アップロードしました。その結果、2万6千件のダウンロードがあったと言います。
これがその動画です。(1分2秒から)
- 盗撮された彼女を自殺に追い込むのは、この動画を見ているアナタかも知れません(1:13)-
- 警察がこの動画サイトに注目しています(1:16)-
盗撮映像を見ようと2週間で2万6千名がこの警告映像をダウンロードした(1:28)
警告映像がアップロードされたファイル共有サイトの盗撮映像の流通量は11%まで減少した(1:35)
青い服の男
「怖いですよ。僕がダウンロードしたのを警察が知っていると思うと。」(1:39)
帽子の男
「驚き慌てたんですが、考えれば考えるほど間違ったことしたなと…。」(1:42)
- 見る人も共犯です(1:45)-
この期間中盗撮動画の流通が11%も減ったのも素晴らしいと思いますが、一番の成果はこの動画を見て考えを改めた人が存在するということでしょう。
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