衣類リサイクルボックスの実態
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
不当な衣類回収箱
韓国のアパートのゴミ捨て場には絶対存在するものがあります。
これです。
「衣類回収箱(의류수거함)」
衣類回収箱には古着、靴、カバン、毛布、薄い綿布団、カーテン、カーペットと書かれています。「衣類のリサイクルボックス」の雰囲気をかもし出していますね。多くの韓国人はこれに投入した古着は「貧しい人」に届くと思っています。
逮捕されたモンゴル留学生
過去に韓国の寒い冬を耐え切れず衣類回収箱から服を取り出したモンゴル人留学生たちが逮捕された事件がありました。盗む行為は悪いですが、そもそもこの衣類回収箱が貧しい人のためのものならばなぜ逮捕されるのでしょうか?
実は、これは人助けのためのものではありません。個人事業者が100%営利目的でアパートのゴミ捨て場に置いています。まだきれいな衣類を探し、売って利益を得るのです。貧しい人のためにときれい目の服を寄贈の気持ちで処分している人の心を踏みにじっています。
韓国の民間団体と政府がモンゴル留学生の事件を告発するウェブサイトを運営中です。こういうことは新聞やテレビニュースでもたまに扱われていますが、周知されていません。
そのため民間の団体と韓国政府の環境部が力合わせて正しく知らせるためのキャペーンが行われています。
衣類回収箱の裏面
衣類回収箱には「穴があったり使えなくなったのは入れないで下さい」という言葉が書かれている場合があります。ただで服や布団が集るということは本当に楽な稼ぎ方ですね。そのせいか業者たちはごみ捨て場に自社の衣類回収箱をおくための争奪戦が繰り広げられるようです。
その箱に入れられたものはどのように使われるでしょう?民間団体と政府が運営中のサイトの情報によると、古着輸出業者、雑巾会社、古着屋に販売されるようです。
古着の寄贈はどうする?
民間団体と政府が運営中のサイト「
http://otcan.org」に接続すると寄贈や貧しい人のサポートできます。(韓国語です)
この問題が世間から注目を受けた後、一部の役所が役所の入り口や建物の中に貧しい人への寄贈目的の衣類回収箱をおくところが出てきました。業者のやり方が嫌な人は、近所の役所(同役所、区役所など)の衣類回収箱を利用するのもよい方法です。
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