韓国のマンション(アパート)とは?
[肥満度チェック] 実は肥満じゃない?
団地を形成し大規模である
次の写真のような戸数(世帯数)が多い集合住宅を韓国では「マンション」ではなく「アパート(아파트/アパトゥ)」と言います。
団地を形成
日本のマンションは団地を形成せず1、2棟だけ建てられたものも多いように思います。韓国にも団地を形成しないアパートは存在しますが多くありません。通常は、上の写真のように団地を形成した大規模なアパートがほとんどです。
では、このアパートの団地案内図を見てみましょう。
団地案内図から敷地内に8棟の建物があることが分かります。 世帯数(戸数)の多さ
300世帯ほどの小規模団地もありますが、1000世帯近いものも多く中には2000世帯という団地も存在します。私は今まで引越しを繰り返し4つのアパートに住んだことがありますが、800~1000世帯が平均でした。 スカイラインを意識したデザイン
韓国の築数十年の古いアパートは日本統治時代の日本建築の影響を受けたからでしょう、建物のフォルムがすべて直方体で縦横に整然と並んでいるものがほとんどです。
しかし、1988年ソウルオリンピックのとき、海外の記者に「韓国のアパートは高さがそろっていてデザインも画一的で景観を無視している」というような主旨の批評を受けたことをきっかけに、それ以降は外観デザインや景観にこだわったアパートが建設されるようになりました。
空との境界線(スカイライン)を意識して、高さに変化をつけたデザインが多くなっています。建物の形状や配置にも変化が出て来ています。
施設
韓国のアパート団地の敷地内にはいろいろな施設があります。 基本的にある施設
- 管理事務所、警備室、公園、保育園など
このように正門や裏門には警備室が基本配置されていますが、それら以外にも敷地内に複数配置されている所もあります。出入りする業者や来客をチェックしています。部外者が長時間無断駐車していると警告のステッカーが車のフロントガラスに貼られるので注意が必要です。
アスレチックやブランコ、シーソーなどがあります。
敷地内には保育園(オリニチプ)の建物がありこのアパートの住人が利用できますが、外部の者も利用可能かまでは私には分かりません。
また、写真はありませんが、アパート1階の住居部分(1世帯)に保育園が入って運営している場合もあります。もともとテナント向けに作られているわけではなく、通常の住居用の部屋をそのまま保育園として使っています。上の階に住む住人は、エレベーターを下りると雨や日差しに当たることもなくすぐ保育園というわけです。 特別な施設
古いアパートの場合は高級アパートを除き次のような施設がないところが多いです。ここ10年ほどに建てられたもので、かつ世帯数の多いアパートの場合はこのような施設があるアパートも少なくありません。 - 運動施設(トレーニングジム、フィットネスルーム、シャワー室、プール、ゴルフ練習場、卓球室など)や読書室、娯楽室、キッズルーム、敬老棟など
写真はありませんが、娯楽室は趣味の楽器の練習したりサークル活動に利用したり多用途に使え、キッズルームは絵本やおもちゃ、遊具などがある部屋で小さな子を遊ばせることができます。
読書室は学生が勉強するのによく使われます。机の天板の前と左右に仕切り板の壁があるので着席すると視界が遮られ前や隣の人が見えません。集中して勉強できるわけです。学生でなくても住人なら利用できますが、自宅では気が散って勉強できないという学生たちが読書室を多く利用していると思われます。
読書室のイメージ画像
駐車場
➔ アパートの駐車場をもっと詳しく
ゴミ捨て場
韓国のアパートは敷地が広いので、数ヶ所にゴミ捨て場が配置されています。
詳しくは別の記事で紹介しています。
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